お花に出会ったキッカケ
20代の頃、親から「お料理やお裁縫とか何か習い事をしたら?」とよく言われておりました。
百貨店で働いていた私は習い事に通う時間に上がれることもなく、休みは海や山へと遊び優先で習い事にあてる気もさらさらありませんでした。
そんな時、偶然フラワーアレンジメントを習っていた友人に自転車置き場で会い、誕生日が近かった私にレッスンで作ってきたアレンジをプレゼントしてくれたのです。
「キレイ!作ったの?さすが器用だしセンスもあるし凄いね。」と。彼女は実際、器用で何でも熟せる子で彼女だから作れる。と思いました。
「やっぱりお花は器用でセンスがないとね!」
誰しもが想像するワード、私もそう思っていた1人でした。
それから約3か月後、そもそもお花に興味が無かった私ですが、その友人に会うキッカケと何度も言ってくる親への探してますポーズとして「何かヤル気はあるよ~」とフラワーアレンジメントの体験レッスンに参加したのです。
その体験レッスンは、今思えばシンプルで小さなアレンジだったのですが、とても楽しく集中したあっという間の時間でした。
不器用でお花に興味もなかった私なのに、静か動といえば動の私が「えーー!私にもこんなアレンジが作れるの?お花って楽しい♪」とワクワクした気持ちで即入会したのでした。
そんないい加減なキッカケから始まり、継続する過程でステップアップしてきましたが、まさか教室を開くだなんて私自身1%も想像していませんでした。
20年以上経った今に至っても、お花を仕事として選んでいる自分が不思議です。
不器用だから、センスがないから、お花って敷居が高そう。と思っていらっしゃる方こそ気軽に一歩踏み出して、興味があることに挑戦し心と生活を豊かに楽しんで頂きたいと思っております。
たくさんの方にお会い出来ますのを楽しみにしております。